■利上げ時代を生き残る会社の資金戦略
日銀の利上げ発表以降、
「支払利息が増えて資金繰りが苦しくなる」
「うちの会社は大丈夫だろうか」
と不安を抱える経営者が増えているのではないでしょうか。
仮に金利が1%上がったとしても、その程度のコスト増を本業の利益で吸収できるビジネスモデルを構築することが肝要です。
■利上げは「淘汰」のサイン
日銀の利上げは、今後も継続的に行われる可能性が高い避けられないものと思われます。
金利が上がるということは、銀行の審査がこれまで以上に厳格化し、
無計画な会社には「貸し渋り」が起きる可能性が高くなります。
利益を出せない無計画な企業は市場からさせられてしまいます。
■金利の低さだけで判断しない
多くの中小企業経営者は、表面的な「金利の安さ」ばかりに気を取られ、本質を見失っています。
銀行が提示する金利は、自社の格付けによる財務状況に対する「評価」そのものです。
自社の実力を知らないままに金利を下げるようにと要求するのは、
銀行から見ればお門違いです。
本当に考えるべきは金利のパーセンテージではなく、どのような資金効果を生み出せるかです。
借りたお金を事業に投資し、支払利息を圧倒的に上回るリターンを出せるのであれば、
金利が3%でも5%でも借りるべきなのです。
■金利上昇時代を勝ち抜く借入戦略
借入構造を見直し、短期で借りるもの、長期で借りるものをを必要となる資金の性質に合わせて使い分けます。
金利が上がった際の支払利息をシミュレーションし、「金利が上がっても確実に
利益で返済できる根拠」を数字で金融機関に説明できるように準備しましょう。
■まとめ
金利上昇は単なるコスト増ではなく、自社の財務状況を見直す最高のチャンスです。
金利上昇を言い訳にするのではなく、自社の実態を見直し数字に基づいた財務戦略をもって、
金融機関と対等に交渉できるようにしましょう。

