会社の領収書とか契約書などは、
会社法や税法等によってある程度の期間保存しておかないといけないと規定されています。

ある程度の年数が経ってくると書類の置き場に困ります。
その為だけに倉庫を借りる企業もありますが経費がかかります。

スマホとかで領収書の写真を撮ってデータで保存。
それで済めば置き場所にも困らないし、管理も楽ですね。

税務においてそんな制度があるのですが、
全国約270万ある法人のうち、スキャナ保存制度を採用しているのは1,846社。
(平成29年度末時点)
今は2,000社を超えてるかもしれませんが、それでも全体の0.1%にも満たない程度です。

どれだけ使い勝手が悪いのか。
税務署への事前申請や領収書に手書きで署名が必要だったり、
タイムスタンプという改ざん防止のための処置が必要だったり。

まだまだ実務的には複雑なようですね。
が、しっかりやれば書類の紛失や無駄を省くことも出来そうですね。