1.制度の概要

 平成24年2月に中小企業向けの会計ルールとしまして「中小企業の会計に関する基本要領」(以下「中小会計要領」といいます。)という中小企業の実態に配慮された会計処理方法が制定されました。

この会計ルールの普及活動の一環としまして、平成25年4月1日から3年間、「中小会計要領」を採用した企業においては信用保証協会の保証料率から0.1%の割引を受けることが出来ます。

 

2.対象となる保証制度

一般の保証などの責任共有制度対象かつ料率弾力化された保証(特定社債保証、一括支払契約保証を除く)となっております。なお、セーフティネット保証等、特定の政策目的により設けている保証制度は対象外となります。

また、これまで実施されていた「中小企業の会計に関する指針」採用企業に対する保証料率の割引は、平成25年3月末の申し込みをもって終了となりました。

 

3.保証料率の割引を受けるには

「中小会計要領」に従って計算書類が作成されていることについて、税理士・公認会計士等により確認されたチェックリスト等を保証協会に提出することにより割引が受けられます。